PMSの薬で市販されている商品一覧

頭痛・生理痛に「ロキソニンS/ロキソニンSプラス」/「バファリンルナi/バファリンルナJ」の成分や副作用、眠気はどう?

このページで紹介している「ロキソニンS/ロキソニンSプラス」/「バファリンルナi/バファリンルナJ」については、PMS(月経前症候群)に対する市販薬というよりは、頭痛や生理痛に対する鎮静剤です(´・ω・`)

PMSの対策についてはこちらのページPMS改善は市販サプリ・薬(ピル)・漢方はどれがいい?メリット&デメリット!効果はある?病院の選び方を参考にどうぞ☆


頭痛・生理痛に「ロキソニンS/ロキソニンSプラス」


ただ単に頭痛といっても、頭痛には「緊張型頭痛」、「片頭痛」、「混合タイプ」、「群発頭痛」など、いくつかの種類やタイプがあり、その原因はストレスや気候、三叉神経などさまざまだそうです。

特に女性の場合、緊張性頭痛は男性の約1.5倍、片頭痛は男性の約3倍も有病者が多く、女性は男性よりもストレスなどの影響を受けやすいとともに、月経の周期に合わせてホルモンバランスが変動することも原因となっていそうですね。



頭痛と生理前のホルモンの関係については、こちらのページ生理前後の辛い頭痛、PMSとの関係は?さまざまな原因とその対処法についてで詳しく解説しています。


ロキソニンSやロキソニンSプラスは生理痛にも効くと書かれていますが、生理痛は子宮の伸縮や血行不良、冷え、PMSなどさまざまな原因によって引き起こされます。

子宮の収縮というのは、生理前から生理前半にかけて出来るプロスタグランジンという物質の働きによって促されるもので、生理のときに子宮内膜がはがれ落ちないで蓄積されることでも、生理痛がひどくなると言われています。


「ロキソニンS」ってどんな薬?


ロキソニンSは、第1類医薬品の解熱鎮痛剤で、1回1錠、服用回数は1日に2回までで、12錠648円(700円)となっています。


15歳以上の成人は服用できますが、15歳未満のかたは服用出来ません。
また、妊娠中の服用の安全性は確率されていないため、妊娠中・授乳中の服用はしてはいけません。

ロキソニンSの1錠中、ロキソプロフェンナトリウム水和物は68.1mg(無水物として60mg)で、添加物はヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、乳糖水和物、三二酸化鉄が含まれています。

この「ロキソプロフェンナトリウム水和物」が、熱や痛みの原因の1つ"プロスタグランジン"をおさえることで、鎮痛・解熱する仕組みだそうです。


ロキソニンSの「プロドラッグ製剤」とは、成分が体内で吸収されてから活性型に変化して効果を発揮するため、胃への負担が少ないらしいですが、なるべく空腹時を避けるようにしましょう。


「ロキソニンS」の効能と、副作用は?


ロキソニンSの効能・効果は、頭痛、月経痛(生理痛)、歯痛、咽頭痛、腰痛、関節痛、神経痛、筋肉痛、肩こり痛、耳痛、打撲痛、骨折痛、ねんざ痛、悪寒や発熱時の解熱と書かれていました。

ちなみに、この「ロキソニンS」は病院で処方されるロキソニンとは、外観を除いて、成分、成分量、添加物などは全て同じだそうですが、「ロキソニンS」は頓服・短期使用を目的とされているものであり、医療用とは用法、用量、効能、効果が異なるそうです。


つまり、3日から5日以上など長期連続して服用しないようにし、1回から2回服用しても症状がよくならない場合には病院を受診してくださいね。

ロキソニンSは眠くなる成分は含んでいないものの、個人差があるためなかには眠くなる人もいるようです。

眠気の他に腹痛、食欲不振、吐き気、嘔吐、胸やけ、めまい、頭痛、倦怠感などの副作用があらわれた場合には、病院を受診する必要があります。


ロキソニンSの説明文書には、胃・十二指腸潰瘍、重症喘息発作の誘発、発疹、むくみなどの副作用を起こす場合があるとも書かれていますので、注意が必要です。

副作用の項目は、かなりいろいろな症状が書かれていたため、服用を考えているのであれば、1度しっかり読んでおくことをおすすめします(*´ω`*)


「ロキソニンSプラス」と「ロキソニンS」は何が違うの?


ロキソニンSプラス1錠中、ロキソプロフェンナトリウム水和物は68.1mg(無水物として60mg)、酸化マグネシウムが33.3mg、添加物は乳糖、セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸カルシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、三二酸化鉄、カルナウバロウが含まれているそうです。

ロキソニンSとロキソニンSプラスは、価格、用法・用量、効果については同じで、違いについてはロキソニンSプラスが胃酸を中和して胃を守る"酸化マグネシウム"という成分を配合している点などです。


ただ、1つ気をつけてほしいのはロキソニンSやロキソニンSプラスなど、こういった鎮痛剤は一時的な応急処置であり、PMSや生理痛の根本的な解決になるわけではありません。

そのときの痛みをしのいだだけでは、治療ということにはなりませんし、症状が出る度に薬を飲むのではなく、PMSや生理痛の原因に対する対策や治療を始めることをオススメします☆


PMSの対策として有名なサプリメントなどは、薬ではなく食品のため、副作用などの心配はほとんどなく、長期的な目線で安心して飲み続けられると思います。(*´ω`*)

PMS対策のための、失敗しないサプリの選び方!気をつけるべきポイントは?飲み方や注意事項も!




頭痛・生理痛に速く効く薬「バファリンルナi」ってどんな薬?


生理痛の原因としてはプロスタグランジンの分泌が過剰になることが考えられますが、その他にも子宮が未発達であったり、ストレスなどいくつかあります。

また、頭痛は血管の拡張や筋肉の緊張だけではなく、食べ物やお酒、強い光など、日常の生活の中にも頭痛の要因は隠れていたりしますので、自分がどんなときに頭痛が起きるのかを知っておくことも大切です。


生理の前の頭痛や腹痛などは、PMS(月経前症候群)の影響もあるのではないかと言われています。

生理痛を和らげるには、カラダをなるべく冷やさないで、特にお腹や腰を温めるようにしたり、しっかりとリフレッシュすることなどたくさんありますが、まずはストレスを溜めないように、穏やかな気持ちで乗り切れるといいですね☆


PMSによる頭痛や腹痛などは、こちらのページ生理前後の辛い頭痛、PMSとの関係は?さまざまな原因とその対処法についてを参考にしてください☆


「バファリンルナi」は、生理痛と頭痛の両方に効くよう、痛みのもとに作用する「イブプロフェン」と痛みの伝達に作用する「アセトアミノフェン」の両方が配合されているそうです。

頭痛や生理痛の他に、バファリンルナiの効果・効能としては、腰痛、肩こり痛、筋肉痛、関節痛、打撲痛、骨折痛、ねんざ痛、歯痛、神経痛、耳痛、咽頭痛、悪寒・発熱時の解熱と、公式サイトに書かれていました。


バファリンルナiの2錠中にイブプロフェン130mg、アセトアミノフェン130mg、無水カフェイン80mg、乾燥水酸化アルミニウムゲル70mg、添加物としてヒドロキシプロピルセルロース、D-マンニトール、乳酸、ステアリン酸マグネシウム、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、酸化チタン、タルク、大豆レシチンが配合されています。

この"乾燥水酸化アルミニウムゲル"というのが胃粘膜保護成分で、バファリンルナiが胃にやさしい理由です。


バファリンルナiは15歳以上の方向けで、1回2錠、1日3回を限度で、月に10日以上服用する場合は医師の診療をおすすめすると書かれています。

飲むタイミングとしては、痛みが我慢できなくなってからではなく、痛みが始まったらすぐに飲むようにしなければ、効果が感じられないこともあるようなので、痛いと思ったら早めに飲みましょう。


バファリンルナiは、眠くなる成分を含んでいないので、仕事中でも安心して飲めますね!


小・中・高生へ 生理痛・頭痛に効く薬「バファリンルナJ」!


先ほど紹介した「バファリンルナi」は15歳以上から服用できるのに対して、「バファリンルナJ」は子供に服用が認められている"アセトアミノフェン"という鎮痛成分を使用しているため、7歳から飲める小中高生向けの頭痛・生理痛の薬です。


その他の特徴としては、水なしでかんで飲めるチュアブル錠のため、受験のときや外出時などいつでも飲むことが出来ますし、味もフルーツ味なので子どもでも飲みやすいですね☆

もちろん、眠くなる成分を含んでいません。


「バファリンルナJ」の成分は、1錠中にアセトアミノフェンが100mg、添加物としてエチルセルロース、ラウリル硫酸ナトリウム、セタノール、トリアセチン、合成ヒドロタルサイト、D-マンニトール、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、スクラロース、I-メントール、香料、デキストリン、バニリン、ステアリン酸マグネシウムを含有しているそうです。


効果・効能は、月経痛(生理痛)、頭痛、肩こり痛、筋肉痛、関節痛、打撲痛、骨折痛、ねんざ痛、歯痛などです。

用量は、7才から11才未満は1回1錠、11才から15才未満は1回2錠、15才以上は1回3錠で、限度は1日3回となっています。


もちろん、用法・用量を守っていれば子どもでも安心して飲めるとは思いますが、「やっぱり成長期の子どもにはなるべく薬は飲ませたくない...」というママたちはやはり多いようです。


薬に頼らないで、頭痛や生理痛を少しでも和らげていけるのが1番いいのかもしれませんね(´vωv`*)



ちなみに、ロキソニンSやバファリンルナiなどの鎮痛剤を飲んでも効かないという人は、日頃から鎮痛剤などを飲みすぎていてカラダが慣れてしまっている可能性もあります。


頭痛や生理痛を鎮静剤で一時的に応急処置しても、PMS(月経前症候群)などの治療になるわけではないですから、あくまでもこういった市販薬は、痛みへの応急処置として利用するようにしましょう☆


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