月経前症候群治療薬「プレフェミン」の成分や口コミなど!/PMSや生理痛の市販薬のデメリット、副作用は?
PMS(月経前症候群)の治療、予防、対策の方法としては、「サプリメント」、「薬(ピルなどの処方箋)」、「漢方」などありますが、実はこのプレフェミンのように「市販薬」という方法もあります。
サプリメントと薬、漢方の3つのうち、結局どれがオススメなのかを解説したものは、こちらのページPMS改善は市販サプリ・薬(ピル)・漢方はどれがいい?メリット&デメリット!効果はある?病院の選び方にありますので、参考に読んでみてくださいね☆
PMS治療薬「プレフェミン」って、どうなの?
ここで、PMS治療薬「プレフェミン」の基礎的な内容について、まず載せていきます☆
生理の3日から10日ほど前から始まるイライラや八つ当たり、ネガティブな気持ち、むくみなどの不快な症状を、PMS(月経前症候群)と言うのですが、このPMSの症状は1300万人以上の女性、つまり生殖年齢の女性の70%から80%が、PMSの悩みを抱えていると言われています。
PMSの症状について詳しくはこちら「PMS/生理前(月経前)症候群」とは?もしかしてPMS?代表的な症状のチェックシートへ。
そこで、医療用医薬品を除いて、日本で初めてPMS治療薬として承認されたのが、この「プレフェミン」です。
オーストラリアやスイスなどでも一般用医薬品として使用されており、プレフェミンを継続して飲み続けることによって、PMSの精神的症状や身体的症状の両方が改善する可能性が高いことが臨床試験にてわかっているそうです。
つまりこの症状の改善率は、プレフェミン公式サイトによると、乳房のはりは78.2%、頭痛は90.0%、いらいら感は83.0%、怒りは90.2%、抑うつ気分は84.6%、これはプレフェミンの3周期分の服用によるものだそうです。
プレフェミンを試した女性の口コミなどを調べてみたところ、なかには「飲んだら吐き気がした」、「購入するときが面倒」、「眠くなった」、「生理周期が変わった」などの声もあるみたいですが、「イライラが軽くなった」、「腰痛がマシになった」、「病院に行かなくていいから楽」など自分に合ったという人の、賛否両論あるようです。
もちろん、医薬品とはいえ個人差があるため、プレフェミンが全ての女性に効果があるということではありませんが、これだけの改善率を見ると、期待はできそうですよね♪
プレフェミンの飲み方と、購入方法は薬剤師からのみ?
1日1回1錠を、飲み忘れないよう毎日決まった時間に服用します。
価格は30錠で1800円で、プレフェミンを取り扱っている薬局にて、薬剤師のかたからのPMSかどうかの確認を受け、薬剤師からPMSだと判断された場合に、購入することができます。
これは、プレフェミンが"要指導医薬品"だからなのですが、こういった見ず知らずの薬剤師からの自分の症状の聞き取りなどが嫌な人は、もしかしたらちょっと購入しずらいかもしれませんね(;´∀`)
薬剤師が男性だった場合、なおさらです(TдT)
女性特有のPMSの悩みなのだからこそ、「生理前に胸がはって...」とか、男性の薬剤師には話しづらかったりしますもんね(´;ω;`)
PMSのことが気軽に相談出来るよう、女性の薬剤師さんがいてプレフェミンを扱っている薬局を、あらかじめチェックしておくといいと思います。
プレフェミンは、チェストベリー乾燥エキス40mg(チェストベリー180mgに相当)、添加物として無水ケイ酸、ヒプロメロース、乳糖水和物、マクロゴール、ステアリン酸マグネシウム、結晶セルロース、プロピレングリコール及び酸化チタンを含有しています。
(公式サイトより)
チェストベリーは西洋ハーブの1つで、西洋ハーブは昔からヨーロッパでさまざまな治療に使われてきて、チェストベリーのように有効性が評価されている西洋ハーブは、現在でも一般用医薬品やサプリメントなどに使われています。
チェストベリーは特に、PMSや月経不順などの婦人科系の疾患に対しての効果が認められているため、PMS対策には欠かせないハーブとしてもかなり有名ですね。(*´ω`*)
プレフェミンの服用で、注意することは?
注意することは、妊娠中の安全性についてはまだ確率されていないため、妊娠に気付いたら服用を中止すること、そして基本的には副作用が少ないことが確認されているそうですが、少しでも気になることがあったら飲むのをすぐにやめること。
月経不順の場合や、うつ病の診断を受けたことがある人は、服用できない(?あるいは服用してはいけない?)可能性もあるため、飲む前に医師に相談する必要があると書かれていました。
また、プレフェミンの服用を始めて1ヶ月しても症状が良くならない場合は服用を中止し、医師に相談すること、症状が改善しても3ヶ月以上服用する場合は定期的に医師に相談することが注意事項とされています。
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PMSや生理痛向けの市販薬のデメリット、副作用はあるのか?
<市販薬のメリット>
市販薬は、頭痛や風邪薬などPMSや生理痛などの市販薬に限らず、病院に行かなくてもドラッグストア(薬局)で手軽に購入することが出来ます。
プレフェミンの場合、薬剤師からの説明や状態の確認を受けてからでないと購入は出来ませんが、病院を受診することなく手に入る点は、忙しい女性にとってはかなりのメリットだと思います。
<市販薬のデメリット>
市販薬は痛みが出始める前、もしくは痛みが強くなる前に飲まないと、効果がないものが多いため、早い段階で飲む必要があります。
また、市販薬は手軽に購入出来る反面、どんな市販薬にも少なからず副作用があるものが多いです。
副作用にもいろいろなものがありますが、よくあるのが眠気、アレルギー反応、胃腸障害、月経異常などですね。
月経異常というのは、生理の周期や経血量の変化などで、このように副作用のような症状があらわれた場合には、すぐに飲むのをやめて医師に相談するように、となっています。
中でも、市販薬のデメリットとして1番気をつけてほしいのが、薬に対しての耐性が出来てしまうことです。
例えば、市販薬のなかでも身近なのはこういった生理痛などの痛み止めや鎮痛剤、便秘薬などが思い当たると思いますが、人のカラダは薬に対してだんだんと慣れてしまい、耐性や免疫が出来てしまいます。
最初のうちはすぐに効き目を感じられていたものの、よく飲むようになると「なんか効き目が弱くなったかも?」とか「1錠で効いてたのが、2錠じゃないと効かなくなった」などという事態になりやすいのです。
これでは、薬が手離せなくなる悪循環ですし、薬である以上はカラダにとっても少なからず負担となってしまうリスクは避けられないと思います。
そして何より、市販薬を飲むことはPMSの根本的な解決にはなりません。
鎮痛剤は特に、その場の痛みを紛らわせるだけなので、薬を飲むことがPMSなどの症状の根本的な解決にはなりません。
プレフェミンも、服用方法の説明を読んだところ、3ヶ月以上服用することはおすすめされていないようです。
こちらも参考にしてみてくださいね。↓
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